「死」「死の恐怖」との向き合い方(体験談)

こんにちは、日彩乃です。

病気になるまでは向き合うことのなかった「死」について、私がどのように向き合っていったか体験談を話そうと思います。

「死」の恐怖

「死」と言うのは誰でもいつかは向き合わないといけません。しかし、まさか自分が20代で向き合うことになるとは思いもしませんでした。

私の場合は、初めて病気が分かった時と、再発時の「死」の恐怖は全く違うものだったので、そちらも分けて記載していきます。

健康に生きている方であれば、考えなくてもいい「死」についてですが、いつ家族が、大切な人が、身近な人が、友達が、病気になるか分かりません。

その時に本人がどんな思いをしているか、知っておくのもいいかもしれません。

何が何だか分からない状態での「死」の恐怖

初めて自分の病気が分かったのが2020年の10月です。この時は体調も悪く、白血病と聞いて大きな病だなと言う印象はありますが、すぐに実感が湧くこともなく、体調不良の原因が分かって良かったとも思っていました。

しかし、体調も安定してきても最初は自分の病気について調べることもしませんでした。

理由はただただ怖かったから。

調べることや医師に聞くことで、「治りません。」「治る可能性がかなり低いです。」「余命、、、です。」などと言う言葉を目にも耳にもしたくなかったからです。

これがまさに死の恐怖です。漠然と、「もしかしたら私死ぬかもしれない」と思った出来事でした。

しかし、自分の病気もきちんと理解していない状態では、何が何だか分からない「死」の恐怖でした。

恐怖があるから何をする訳でもない。ただただ、怯えてただけです。

その為、私は自分の病気を理解することから始めました。最初は簡単なところから。

診断された「急性骨髄性白血病」とは何か。この病気になった原因は何か。どのような治療があるのか。など簡単なことのみです。

この時は、まだまだ勉強不足で、この程度しか理解できなかった。と言う表現が合っています。

なので、この時の「死」との向き合い方は、

病気を受け入れ、まずは悲しむ。

その後は無駄な心配はしないで、今の治療に専念すること。そして、私なら大丈夫と信じること。でした。

自分の病気が治ったと思い込んでいた時の突然の再発宣告。そして、「死」の恐怖

本当に恐ろしかったのが、再発と宣告を受けてからの「死」の恐怖です。

自分自身、すでに病気は治ったと思っていたし、周りの皆んなも病気は治ったものだと思っていました。

しかしそんな中、再発宣告をされたのです。今までの治療の大変も分かっているし、治ったものだと思っていたのが凄く「死」の恐怖を与えられた原因かと思います。

病院から連絡が来て、次の日まで、また、医師から説明を受けてしばらくの間、何もしていなくても涙が出てきました。何で自分だけ。本当にこの時はこのような感情になりました。医師の説明を受けると、治療法はまだあること。また、入院はすぐではなく、血液データを見ながらと言うものでした。

その為、いつから治療が開始するかは分かりませんでしたが、少し心の余裕ができた事を覚えています。

次の治療は骨髄移植が生きていくために必須になってくると説明を受け、今後子供を授かる事が残念ながら望めないと言う説明も受けました。しかし、現在骨髄移植を受ける予定の方で、妊孕性保存ができる事がわかりました。

クヨクヨしていてもその時間がもったいないと思い、妊孕性保存に向けて、すぐに取り掛かりました。

また、毎日暗い顔をしていても1日1日が勿体ないとも思い、できるだけ今まで通りの生活をしたり、子供とより長い時間いたりしました。それが、今回の私の「死」との向かい方でした。

未来の為に、妊孕性保存(卵子凍結・受精卵凍結・卵巣凍結・精子凍結等)

現在の為に、毎日自分らしく生きる。

それでも、心は暗くなる事があります。特に前回と違い治療まで時間があった為、どうしても「ああなったらどうしよう。」「こうなったらどうしよう。」と考えてしまいます。

そんな時に出会ったのが、エッセンシャルオイル(アロマオイル)でした。

心を落ち着かせてくれる香りや、病気に効くと言う香りまで。もちろんこれで治るとは思っていませんでした。

しかし、何か気休めになるものがあったのはとても大きいです。

また、どうしても後悔したくなかったので、簡単な終活も行いました。

私が行ったのは、自分の実家のお墓参り、旦那の実家のお墓参り。そして、もし自分が亡くなったらどちらのお墓に入りたいか自分の意思を旦那に告げました。

また、子供はどうやって育てていくかなどの話し合いもしました。

恐らく旦那は悲しかったでしょう。それでも、私の話に耳を傾けてくれて良かったです。

このように、未来の為、現在の為に行動。そしてもしもの為の終活。これが私にとっての「死」への向き合い方です。

治療が始まったら、前回と同様。自分を信じて、医師を信じて治療に専念するのみです。

このように気持ちの切り替えができたのも、しっかり「死」と向き合ったからだと思います。

まとめ

「死」への向き合い方はもちろん人それぞれです。しかし、現在を生きているのはあっという間で、過去ばかりみていても未来ばかり見ていても一瞬で過ぎ去ってしまいます。

それなら、現在を全力で生きたいですよね。

私はもっともっと生きたい。その為にできることはやったし、自分も信じてる。

だから頑張れるのです。

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